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佐藤賢一 著 女信長 荒唐無稽な話でも、良く書けていて良かった [歴史小説]

佐藤賢一 著 女信長  ☆☆☆☆☆

時は天文12年(1553年)斉藤道三に会う
ために信長は美濃へ赴く。

道三と会った信長は、女と見破られて処女を
奪われてしまう。

道三は信長と話し合いの末、娘の帰蝶が尾張
へ行くことを認める。

帰蝶は尾張に来てからは、美濃から来たと言
うので御濃と呼ばれるようになる。

歴史でも信長の声は甲高く、細面で信長が女
だというシチュレーションは面白い。

荒唐無稽な話でも、良く書けていて良かった。


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山本兼一 著 まりしてん誾千代姫 誾千代姫は架空の人物だと思っていました [歴史小説]

山本兼一 著 まりしてん誾千代姫 ☆☆☆☆☆☆

時代小説を結構読んでいる積もりでしたが、戦国時代に於ける九州地方の
大名の有り様は、意外と知らないことを実感しました。

誾千代姫(ぎんちよひめ) 縁の深い戸次(べっき)家、高橋家、立花家など
殆ど自分の頭に有りませんでした。

図書館でこの本を目にした時も、誾千代姫は架空の人物だと思っていました。

立花家の誾千代姫は、一人っ子なので父親の道雪から七歳で家督を譲られ、
12歳になると高橋家の長男千熊丸と婚約、13歳で祝言を挙げる。

誾千代は女は腕力を必要としない鉄炮に目を付け、自ら鉄炮隊を作り率いる。

やがて立花家は、豊臣秀吉に仕えるようになり関ヶ原の戦いでは大阪方に
味方する。

殆ど知識の無い家系の物語なので新鮮に読めました。


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